【水波霊魂学】間違いだらけの死後の世界(4)~最新刊から2

死後の世界

 
<前回の記事>

 

「霊的距離が遠い霊魂同士は意思疎通が困難になる」

 

これは大変重要なことなのです。

 

なぜなら、人間の霊的状況が悪くなればなるほど、上の霊魂は人間が見えなくなるからです。

 

 

上の霊魂が言った。

「どうやら忠告は守っていないようですね。」

「どうしてですか。」

カスミが不思議そうな顔で言った。

「私から見ると、見え難くなっているからです。あなた方も、そうではないですか。」

「そう言えば。」

カスミが思わず言った。

今日は何となく姿が見えにくいのであった。

上の霊魂が言った。

「という事は、残念な事に、貴方達は自分達よりも幽体の性質が低い霊魂と接触したという事です。」

P.73~74 第四章 邪悪な霊魂

 

今回の書籍では霊魂同士の霊的距離がメインで書かれていますが、人間にとってもこれは同様で、幽体の性質が低い霊魂に寄られていますと、その人は幽体の状況がどんどん落ちていきます。

 

今回の書籍では霊魂同士の霊的距離についてがメインで書かれていますが、人間にとってもこれは同様で、幽体の性質が低い霊魂に寄られていますと、その人は幽体の状況がどんどん落ちていきます。

 

 

現代を生きる私たちにも、守護霊といわれる存在が一人必ずおられますが、残念ながらk個人もこの世全体も霊的環境がどんどん悪化して霊的な距離が遠くなった結果、守護霊も自分の担当する人間がどこで何をしているのかサッパリわからない状況になってしまいました。

 

仕方がないので、守護霊と人間のあいだを繋ぐ霊魂が人間に支援をしようとしましたが、最近はその霊魂からすら人間が見えにくい状態となっています。

 

上の霊魂から見えないほど霊的に質が低くなってしまいますと、仮に悪い霊魂が寄ってきても上の霊魂はそれを排除する術がありません。

 

じつは守護霊の依頼を受けて人間を助けようとする霊魂がたくさんこの世におりてきているようですが、肝心の人間はそちらの方向に想念を向けてくれませんし、上の霊魂は人間の自由意思を侵害することはありませんので、結局救われることなく他界後は下の世界に落ちていく人間を黙って見ているしかありません。

 

神がいるとかいないとか以前に、現代の人達の多くは上の霊魂から見えないのです。

 

「神様助けて」と言っても何も起こらないのはある意味当然なのです。