【水波霊魂学】守護霊(1)

光を求める

 

 

 諸説ある 守護霊 の定義

 

守護霊という言葉は、心霊研究家の浅野和三郎(1874~1937)が、英国スピリチュアリズムにおける「guardian spirit」の訳語として提唱し、その後定着したそうです。

 

その他にも水波霊魂学では使用しませんが、背後霊とか地縛霊という言葉も同様に広く用いられています。

 

また、正教会などキリスト教の教派には、守護天使(Guardian angel)といわれる守護霊とよく似た役割を持つ存在も登場しますし、カトリック教会は10月2日を守護天使の記念日としています。

 

守護霊や守護天使は、『肉体を持つ人間の守護を目的とした存在である』という意味では、共通するのではないかと思いますが、その役割、守護の方法、誰が任命されるのかといった細かい事柄になりますと、宗教家、霊能者、スピリチュアリズム研究者によって、見解がバラバラになります。

 

 

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 守護霊 ・・・

 

水波霊魂学でも守護霊という用語を今のところ使用しています。

 

守護霊という言葉は世間に広く定着していますので、他者とのコミュニケーションが楽になる面もある反面、あまりに手垢が付きすぎた言葉でもあり、人によって解釈が違うという困った面もあります。

 

仮に『守護』という言葉を何かに置き換えるとしても、保護(ほご)、擁護(ようご)、庇護(ひご)、援護(えんご)、教護(きょうご)、愛護(あいご)、プロテクト・・・、あまりしっくりくる言葉がありません。

 

したがいまして、現状では話す相手に意味がまったく通じないのでは困りますので、やはり守護霊でいくしかないようです。

 

次回は水波霊魂学における守護霊の定義を書きたいと思います。

 

 

(続く)

 

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