【水波霊魂学】守護霊(2)~水波霊魂学での定義

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 水波霊魂学における守護霊の定義

 

『守護霊』の定義につきましては、諸説入り乱れた上に、かなり手垢が付いてしまった言葉ですので、ここできちんと書いておきたいと思います。

 

水波霊魂学での守護霊の定義は以下の通りになります。

 

『人間が地上に肉体の生命を誕生させる前後から他界後のしばらくの間にわたり、担当する人間の守護と指導にあたる幽質界の霊魂のこと。』

 

ただ、水波霊魂学では「守護霊」という用語を適切な用語とは考えていません。なぜなら、「守護」という言葉を使うことによって、「守る」ということが強調されすぎているからです。

 

水波霊魂学でいう守護霊は、一生のあいだ1人のみで途中で交代することはありませんし、人の一生を通じて守護や指導する霊魂ですので、幽質界の霊魂であっても人間から見れば非常に高貴な霊魂です。守護霊の本来の目的は、担当する人間の霊的な進歩を援助したり、不道徳な霊魂を排除したりすることであって、悩みを解決したり試験に合格させてくれたり、出世できるようにしてくれたりして、人がこの世を幸せに生きるためにあれこれ世話をするような存在ではありません。

 

守護霊は、人間よりも霊的な意識のレベルが高く、経験も深く、判断力も優っていますが、幽体から強い光(=幽体オーラ)を発していますので、人間と違いすぎて(霊的な距離が遠すぎて)直接的な交流は簡単ではありません。

 

 

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 守護霊の目的と任命の基準

 

人間はこの世に生まれてきてしまったがゆえに、「生きる目的」ができてしまいました。

 

それは「霊的に成長すること」です。

 

霊魂の世界では解消できない霊的なカルマを解消して、幽体という霊的身体を成長させることができれば、他界後に辛いところへ行かなくて済みます。

 

つまり守護霊の目的は、担当する人間が地上にいる間に霊的な成長を果たせるようにさまざまな調整や支援をすることといえるでしょう。

 

また、守護霊を任命するにあたっては、担当する人間の霊的な個性が考慮されるそうで、男性には地上時代に男性を経験した霊魂、女性には女性を経験した霊魂が任命されることが多いようですし、人によっては男性に生まれても女性のような人生を送る方もおられますから、その場合は女性の守護霊ということもありえるそうです。

 

さらに、担当する人間が居住する国や地域についても同様に考慮されて決められるようです。例えば、日本で一生を過ごす人間の場合は、過去に日本に生まれた経験のある霊魂が担当したり、日本で生まれても大半をアメリカで過ごす場合はアメリカで生活したことがある霊魂が任命されることもあります。

 

守護霊は、担当する人間がこの世に生まれるまでに、その人の持つ霊的なカルマについても事前に調査しています。

 

霊的なカルマとは、ひとことで言えば、幽体が過去世で経験した心情であり、今回の人生でそれが強くなると人生そのものを不幸な方向に引きずっていくような性質のものです。

 

詳しくは稿を改めて書いていきたいと思います。

 

 

(続く)

 

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