【水波霊魂学】守護霊(4)~指導霊について
<前回の記事>
指導霊について
前回の記事で『指導霊』という存在が出てきましたが、守護霊も指導霊もかなり上位の霊魂ですので、直接的に交流することは困難になってきています。
原則的には、一人の人間につき、守護霊と指導霊が1人ずつ担当するようですが、その人が霊的なことに目覚めなければ開店休業状態になりますので、他に霊的に目覚めた人がいた場合は、その人の守護霊から依頼されて指導霊として活動することも多々あるようです。
ということは、ある人は守護霊あるいは指導霊の支援が全くない状態、ある人は守護霊だけではなく複数の指導霊が支援するという状態が起こる可能性があります。
人間が霊的に正しい方向に目覚めて自身の修行だけではなく、他人に良い影響力を及ぼすような活動を始めたような場合は、かなり多方面にわたる支援が必要となるために、複数の指導的な霊魂が動くということがあるようです。
また、指導霊という立場は守護霊のように一人の人間を一生にわたって担当するわけではなく、いわばピンポイントで担当することが前提ですので、意識が霊的に正しい方面にある程度向いている方であれば、就職したとか結婚したとか子供が出来たとか引っ越ししたとか、そういうタイミングで指導霊が追加で加わったり入れ替わったりするようです。
とはいえ、現代のように無神論でかつ死後の世界や霊魂を否定される方が多い世の中では、当然ながら守護霊も指導霊も活動の場がどんどんなくなっています。
これまでは、すべての人間に必ず守護霊や指導霊がついていましたが、出番がなければ意味がありませんので、近い将来、守護霊が付けられる人とそうでない人が出来てしまうかもしれませんし、この世の人間が全員無神論者になってしまったような場合は、守護霊や指導霊といった存在はなくなってしまうかもしれません。
著書「指導霊」のご紹介
水波一郎先生の著書に『指導霊』について詳しく書かれたものがあります。
本稿は『守護霊』がメインですが、『指導霊』につきましても先生の著書を参考に次回以降書いていきたいと思います。
以下にアマゾンに掲載されている著書『指導霊』の紹介文を引用します。
内容紹介(Amazon.co.jpより)
指導霊という用語をご存知ない方もいらっしゃることと思われる。心霊研究などで使用されていた用語であるが、一般の人にはあまり知られていないように思われる。研究者が言う指導霊は、実際の指導霊と同じとは限らない。私は実際の指導霊の活動について、霊魂に直接聞いてみた。指導霊はこの世に生きる人達にとって、大変重要な役割を持つ存在であった。その現実について、本書で示したいと思っている。
読者の方には理屈ばかりでは、ずいぶんと読みにくい事と思われる。そこで、物語形式にして、わかりやすく、読みやすくなるよう工夫した。
主人公がこの世にいる時から、他界し、霊魂の世界に入り、やがてこの世の人間の指導霊となり活動する様を描いている。霊的な事に関心のある方にはぜひ読んでいただきたい。
日本では『指導霊』よりも『守護霊』が有名である。
日本で守護霊という用語が用いられるようになってから、随分と月日が流れた。しかし、霊魂が実際に、人間を守ったりするものであろうか。そこまで暇なのであろうか。
仮に読者が将来他界し、霊魂になったとする。一定の時間が経ってから、この世の人の守護霊になったとする。自分のしたい事を何もせずに、何十年間も誰かに張り付いて過ごすのであろうか?
大抵の人であれば、そんな事はしないと思われる。誰でも自分の時間が欲しい。会社では仕事をするが、定時になっても家庭に帰れず、好きなスポーツの中継を見られず、可愛い赤ちゃんの顔も見ないで、何十年も仕事を続けるような暮らしに耐えられるはずがない。
本書は守護霊、指導霊というような、人間にとって大切な立場の霊魂達の、現実の活動内容を紹介している。彼ら、彼女達の努力と苦悩を知る必要がある。守護霊、指導霊に対する理解を深めてほしい。それが、この世に生きる一人一人の人生に直結するのである。
真の幸福について知りたいならば、まず、本書を読んでほしい。本書の著者は霊媒である。
(続く)
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