【水波霊魂学】守護霊(3)~守護霊と指導霊の活動

光を求める

 

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 守護霊と指導霊

 

前回の記事では水波霊魂学における守護霊の定義を書きました。

 

この世を生きている人間には必ず一人、守護霊がいます。ただし、重要なのは、この守護霊が担当する人間のそばにいるかどうかです。

 

そばにいないどころか、担当する人間が霊的に低くなってしまって視界に入らなければ、守護霊は居ても居なくても同じになってしまいます。

 

あと、水波霊魂学では『指導霊』という霊魂も登場します。この霊魂は守護霊から依頼を受けて守護霊と一緒に役目を担当する霊魂であり、どちらも霊的に上位にいる霊魂から任命されています。このように、地上の人間を担当するためには、守護霊や指導霊よりもさらに上位の霊魂の任命が必要だということです。

 

地上の人間が生殖行為をして、母胎に受精卵ができる頃から遅くともこの世に生まれる頃までには、担当する守護霊と指導霊が一人ずつ任命されています。

 

生まれた赤ちゃんの肉体は新品でも、これと重なっている幽体は過去世を持っていますので、いずれは過去世の心情が湧き上がってくる時期がやってきます。

 

守護霊は、担当する人間の過去世がどういった時期に湧いてきやすいのかなどを事前に調査しています。

 

したがって、心の奥のことやどういう生き方をすれば霊的に向上できるのかを一番把握している存在です。

 

 

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 担当するはずの人間はいずこに・・・?!

 

守護霊はいつも担当の人間を霊的に支援するためにさまざまな努力していますが、今の地上の世界は霊的状況が悪化する一方ですので、守護霊は担当の人間の動向を把握することが非常に困難になっています。

 

また、子どもは親の影響を強く受けますので、両親が無神論者だったり、死後の世界や霊魂を否定していたり、不道徳な霊魂が自宅のリビングで寝そべっているような環境で育ちますと、守護霊は担当する人間の姿がどんどん見えなくなってしまいます。

 

人間の姿が完全に見えなくなってしまえば、守護霊は支援したくてもできませんので何も打つ手がなくなります。

 

これは少し乱暴な例えですが、それはまるで空の上から霧のかかった地上を見下ろすようなもので、人間の側がフォグランプのような強い光を出してくれないと、どこで何をしているのかさっぱりわかりません。

 

最悪の場合、守護霊は担当している人間の状況がまったく分からないまま、気が付いたらいつのまにか他界して下の世界に落ちていたなどという全く笑えない状況になるかもしれません。

 

大事なことは、守護霊と交流することは簡単ではない上に、地上の霊的状況の悪化により、多くの守護霊は担当の人間を支援できずにいるということです。

 

したがいまして、手遅れになる前に『人間が守護霊や指導霊を呼ぶ』という行為を行なうことが大切になります。

 

(続く)

 

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