この世の霊的環境が悪化している原因

 
私は今、この記事をカフェで書いていますが、カフェという場所は不特定多数の人たちが出入りします。したがいまして、テーブルやイス、トイレなどは一日に何回も清掃しないとすぐ汚れてしまいます。店員さんが店内の清潔を維持するためにとてもこまめに清掃している姿をよく見ます。
さて、地上の世界（物質界）の霊的環境はどんどん悪くなっています。そうなった原因はいろいろありますが、理屈はカフェと同じです。つまり、使うだけで清掃しないとどんどん汚れてしまうわけです。

 
この世界には毎日たくさんの人が生まれて、死んでいきます。カフェと同じように「地上の世界という空間」に不特定多数の人が常に出入りしているわけですから、霊的なゴミ（低い気）をちゃんと掃除しないと溜まる一方なのは当たり前のことです。それに最近は下の世界から霊魂がたくさん逃げてきていますので、彼らも霊的なゴミをたくさん出していますのでゴミが溜まる一方なのです。

 
昔はこういう霊的なゴミを『掃除』する役割を担った人や施設が存在していましたが、ここ数十年の間に急速に失われていきました。
特に日本ではそれが顕著なようです。
それはなぜかと言えば、大きな原因として挙げられるものは宗教に対する嫌悪です。

 
地下鉄に毒を撒いたりする反社会的な宗教団体や、数百万円もする壺を売りつけたり、何もできないくせに除霊と称して子どもを死なせるインチキ霊能者が世間を騒がせたことは、社会から宗教を排除する動きを加速させました。
さらに、パワースポットに代表されるご利益だけを求める考え方や信仰心の欠如なども原因の一つでしょう。
今や、最高の霊山であった富士は、観光の山となったために頂を目指す人も信仰のためではなく高い所が好きな人がはるかに多くなり、このままいけば霊山としての役割を終えてしまうかもしれません。

 

 

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効果のある 祓い とは、霊魂を知らないと分からない

 
人間を指導する立場の霊魂は、人間の自由意思を尊重します。

 
彼らは人間から求められれば高い気を下ろすことができますが、求められないどころか拒否されてしまえば何もできません。
したがいまして、人々が求めないという選択をするのであれば、高い気は地上からやがて消滅することになります。
高い気が消滅すれば、霊的なゴミ（低い気）が地上に充満することになり、そんな低い気しか吸えない幽体は不調となり、他界する頃にはまるで病気のような状態になっています。
そして、他界する頃にはまるで病気であるかのような幽体を持つ人たちが住む世界に行くことになります。

 
前述しましたように、質の高い気を下ろせる人や施設はほとんど消滅しています。現代は昔のように家の神棚や定期的に氏神様に参拝するだけで霊的なゴミを掃除できていた時代ではありません。高い気を下ろす役割を他人任せにできないのですから自分で何とかするしかないのですが、残念ながらそういう霊的な技術を教えてくれる学校はありません。
また、霊的な技術は自分の力で行使するものではありません。霊的な事柄にはすべて霊魂が関与しています。仮に神社の神主さんが白い紙のついた棒をバサバサ振ったとしましても、霊的な祓いを行使するのは神主さんではありませんし、白い紙のついた棒でもないのです。

 
この仕組みを知りませんと、昔からの作法は変わらないのに、今は何の効果もないということになってしまうのです。霊的な技術はその効果が科学的に証明できませんので仕方がない面もありますが、どうせ同じお金を払うのでしたら正しい霊的な技術を行使してもらうに越したことはありません。
霊魂を信じない方や形式だけに拘る方はそれでいいのですが、効果のある祓いや霊的な技術を望む方は本物を見つける努力をする必要があります。現代とはそういう悲しい時代なのです。