【水波霊魂学】新刊「 霊的技術 – 傷ついた幽体を救え」のご紹介

霊的技術

 

 

新刊『 霊的技術 – 傷ついた幽体を救え』のご紹介

 

今回は4月10日に出版された水波先生の最新刊のご紹介です。

 

タイトルは、「霊的技術 – 傷ついた幽体を救え」です。

 

水波霊魂学は、霊的な修行法(神伝禊法と神伝鎮魂法)を自身で行なうことによって霊的な向上を目指すのが基本なのですが、即効性が必要とされる状況では霊的技術を用いることがあります。

 

また、霊的な修行法を行えない人(例えば幼児や病気の人)や人間以外のもの(クルマやアクセサリー、家屋、神棚、墓、土地、ペットなど)に対するお祓いを実施するための技術が伝授されています。

 

今回出版された書籍は、「まえがき」に記されているように霊術を受ける側の方は水波霊魂学で行なう霊術に対する理解を深めるために、霊術を行う側は教科書という位置づけです。

 

吉本新喜劇の往年の大スターであった岡八郎師匠のギャグに、「言うとくけどなぁ、昔は空手やっててんぞ! 通信教育やけどな」というのがあって、ここでドッとウケるんですが、「通信教育の空手」で本当の実力がつくわけがないと笑っている人が、なぜだか知りませんが瞑想法や霊的技術の本を読んだだけでマスターできると考えていたりします。

 

どの分野であっても、本を読んだだけでマスターできるものなんてありません。それができるくらいならオリンピックに出場するために歯を食いしばって練習する必要などありません。

 

したがいまして、本書には霊的技術の次第などは載っていません。

 

 

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目次とまえがき

 

アマゾンには「なか見!検索」機能があって、PCでは冒頭部分の閲覧ができるのですが、iPhoneでは閲覧できません(androidはわかりません)。

 

ですので、今回もスマホでご覧いただいている方のために、目次と「はじめに」の部分を引用して紹介いたします。

 

目次

はじめに

第一章 霊的な技術

1 霊的技術とは
2 霊的な技術を活用する
3 幽気と間気
4 幽体の不調が不幸を呼ぶこともある
5 水波霊魂学の霊術

第二章 霊的な祓い

1 霊的な祓いを行なう資格
2 霊的な祓いの原理
3 物品の祓い
4 家の祓い
5 土地の祓い

第三章 霊的身体等に対する霊術

1 幽体に対する祓い
2 間気に対する霊術
3 幽体の損傷に対する霊術
4 霊術の成果を出す為には
5 霊体に対する霊術

第四章 除霊

1 除霊と浄霊
2 霊魂にイタズラされない為に
3 大勢の人達が不道徳な霊魂の影響を受けている
4 不道徳な霊魂に対する救い
5 不道徳な霊魂に対する霊術

第五章 霊力の強化

1 霊力の強化の為の訓練
2 未熟な霊力
3 難行苦行と霊力
4 心と霊力
5 霊力の降下

第六章 幽気、間気を扱う

1 幽気の技
2 幽気の操作
3 間気の操作
4 指導霊の協力
5 信仰による妨害

第七章 霊術者に必要な心得

1 霊術時に愛の思いは不要
2 遠隔霊術は可能か
3 遠隔霊術の弱点
4 霊術者の素質
5 動物に対する霊術

第八章 霊術者が行なう判断

1 対象者の霊的身体
2 信仰心のない人に対する霊術
3 死者に対する霊術
4 念に対する霊術
5 妨害者

第九章 誤った霊術

1 逆の発想
2 邪霊の霊術
3 危険な霊術

第十章 高度な霊術

1 霊術と霊力、そして儀式
2 神霊に関しての霊術
3 神霊の御心と霊術
4 霊術の成果を左右する要因
5 霊術の時代

おわりに

 

はじめに

霊的な主張は多数ある。しかし、その多くは霊魂の世界の様子や仕組み、そして人生論である。
それはそれで、大事である。しかしながら、それだけではいけない。私達は物質の世界に生きているが、実在の霊魂や霊的な気とも関わって生きているからである。
そうしたものからの悪影響にも対処しなくてはならない。
実際に、そうした悪影響を受けている人も大勢いる。実は、ほとんどの人達に何かしら影響が出ているのである。

日本では昔から神社などでお祓いを行なってきた。霊的な意味での穢れを祓うためである。つまり、この国では、人は普通に生きれば霊的な穢れを受ける、という考え方が、古くからあったのだろう。年に二回はお祓いが必要という考え方もある。

しかし、現代は違っている。そうした事を信じている人は少ない。単なる慣習で祓いを受けるという人が増えてしまった。
受ける人達がそういう認識であれば、祓う側も、対象者が霊的な穢れを信じていない、という事を前提にして、祓いを行なう事になってしまう。
それでは残念ながら、祓いに本当の意味での霊的な力は生じない。信じない人達に対して、高貴な霊魂が真剣に力を入れるとは考えにくいからである。

そうなると、神主さん達も、実際にある霊的な穢れに対してどう対処するのか、という事に対して、真剣な研究はなさらないのではないか、と思えてしまう。

現代は無神論者が多い時代である。神も、霊魂も、拒絶されてしまう。むしろ、嫌がられている。そういう時代では、人々を霊的な意味で導いてくださるような霊魂よりも、不道徳な霊魂の方が活躍しやすいに違いない。
人々が求めていないのだから、人々は更に霊的に穢れやすくなってしまう。

霊的な意味での環境を改善しないと、霊的な面で成長しにくいばかりではなく、不幸な人が増えてしまうかもしれない。
やはり、真に力のある霊的技術が必要である。
現代の状況に相応しい、新しい形態での霊的技術が必要だと思われる。

『霊的能力の謎』では、霊能力を持つ事の危険性についても記した。これからの人達は霊能力を目指すべきではない。
そうなると、霊能力を持たなくても成果が出る霊的技術を知らねばならない事になる。

本書では、霊能力者にならなくても、霊的な障害を改善し得る霊的技術について論じている。もちろん、霊的な技術は本だけを読んで身に付くわけではない。きちんと習わないと力が生じない。それは、どんな習い事でも同じである。
専門書を何冊読んでも、プロのスポーツ選手になれるわけがない。

よって、具体的な方法については記していない。

しかし、本書を読む事で、霊的な技術についての理解が深まれば、霊的な障害の改善を依頼するにしても理解が早いし、将来、霊的な技術を行使したい人にとっては、教科書にもなり得る。
更には、人間という霊的な生命体を知る、という面でも役立つと信じている。

霊的な技術について研究すると、人間の霊的身体や霊的な気についても知る事になり。人間という不可思議なものの本質に迫る事にも繋がるからである。
本書でぜひ、霊的な分野の幅広さを知っていただきたい。

本書は霊魂の実在を前提にして記している。霊魂の存在を信じる人達が理解しやすい事を目指しているので、信じない人には無価値の本である。
更に言えば、霊魂実在は科学では認められていない。よって、霊魂を前提にした、いかなる主張も研究も、無神論者からすれば、科学的根拠がない迷信であろう。
しかし、科学がそれを発見し得なくても、有るものは有る。信じる者は堂々とそれを主張するべきである。本書はそうした立場に立って書かれている。

引用元:水波一郎著 「霊的技術 – 傷ついた幽体を救え」はじめに

 

 

私見ですが、本書は水波霊魂学についての知識がある程度ありませんと読みこなすのが難しい思います。

水波先生の著書を読まれたことがない方は、まず『幽体の悲劇』、『霊魂イエス』、『指導霊』あたりをまずお読みになってから本書をお読みになりますとより深く理解できると思われます。