物品の祓い ~持っていてはいけない物

物品の祓い

 

 

物品の祓い が必要となる理由

 
お祓いの対象は「人間」だけではありません。私たちが所有している物についても対象になります。人間がいる所にはほとんどの場合、誰かしらの間気が落ちていたりします。

間気という気は物質と幽質をくっつけるという特殊な役割を持っているので、肉体という物質と幽体という幽質をくっつけていられるわけです。肉体と幽体が完全に分離して、かつ幽体が肉体に戻れなくなった状態が「死」なのですが、部分的に間気が漏れたりどこかに飛散してしまった場合は肉体から見れば何も感じません。

しかしながら、間気が漏れるという状態は幽体に何らかの霊的な障害が起こっていることもあります。霊的な障害が起こっている人の霊的な状態が良いはずがありません。

 
漏れた間気が何かの物品に付着して何が困るのかといいますと、もともとの持ち主の霊的な状態が良くないということもありますが、物品に付着した間気は両面テープのように片方に物質をもう片方に幽質をくっつけてしまいます。

この時、霊的に質の低い幽気や人の発する念といったものが間気にくっついてしまいますと、霊的に困った物品となります。

 
他人の間気や幽気を吸ってしまうということは霊的な障害の原因になりますし、地上をうろつく不道徳な霊魂には質の低い幽気が良く見えますので、それを所有している人に対して何かしらの霊的なイタズラを仕掛ける可能性もあります。

 
人間がいる場所には霊的な汚れがあるのですが、あまり神経質になりすぎますと公園のベンチにも座れなくなったり、ドアノブも触れなくなってしまいます。物理的な汚れは掃除をすればいいのですが、霊的な汚れは洗剤では落ちません。

 
世間にはいわゆる潔癖症といわれる方がおられて、なかには日常生活に苦労している方もおられるそうですが、もちろん全員がそうだとはいいませんが、霊的な汚れを直感的に関知してそういう行動をとっている人もなかにはおられるかもしれません。

 
霊的な汚れを解消する方法は、契山館の体系でいいますと神伝禊法や神伝鎮魂法を習って日々実践していくか、非会員の方であれば霊的な祓いや霊術という選択になります。

 

 

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霊的に困った物品になりやすいもの

 

現代では物を作るのはほとんど機械が行なっていることが多いのですが、工芸品などは手作りの場合もあります。

機械が作る製品についてはあまり心配する必要がないと思いますが、手作りの製品については若干注意する必要があります。

 
特に、宗教的な物品、例えば仏像や石像、数珠、仏壇といったものは、製作者の念がたくさんついている場合があります。さらに「仏作って魂入れず」という言葉もありますように、完成した物品に宗教者が祈念しますと、さらに念がくっつきます。

そして、それらを購入した人も一生懸命祈りますので、さらに念がくっつきます。

 
この時、製作者や宗教者の幽体が健全であれば、発する念も霊的に質の高いものになりますので良いのですが、そうでなければ霊的に困った物品になります。

つまり、これは宗教的な物品だけに限らず、金銭的価値やブランドといったことと霊的な高低は一切関係がないということです。

 
500万円の仏像であっても霊的に質の低い気が付いていれば霊的には何の価値もないどころかマイナスとなる物品ですし、1000円の仏像でも霊的に質の高い気が付いていれば霊的には価値の高いものになります。

問題はその物品にどんな種類の霊的な気が付いているのかであって、値段やブランドではありません。

 
最近は手首に念珠をしている方をよく見かけますが、それが工業製品であればまだしも、誰かが精魂込めて作ったのであれば、幸運を招くためなのか魔除けのためなのか知りませんが、霊的には不幸を呼び寄せているようなものです。念珠に向かってなにやら願い事をしている方がおられるのでしたら、さらに事態は深刻になるかもしれません。

 
最後に、霊的に困った物品になるかもしれないものとして、他人が愛用していた物があります。

なぜなのかはここまでお読みいただいた方はお分かりだと思います。愛着が強ければ強いほど所有者の念がくっついている可能性が高くなりますので、仮に前の所有者が霊的な障害を持っている方であれば、それを譲ち受けて身につけている人は、不道徳な霊魂に「見つけてください」とばかりに合図を送っているようなものです。

 

 

そんなこと考えたら、何も買えないしどこにも行けないと思われても、霊的な事実は事実です。目に見なくても、何も気にしなくても、霊的な障害が起こるか否かは霊的な世界の法則の通りに動きます。

 
霊的な直感は誰にでもあるのですが、それを否定している人とそうでない人にはやはり差が生まれてしまいます。気になる方はお祓いや霊術を受けるということも選択肢に入れられるのもいいと思います。