車のお祓い (特別な物品の祓い)

車のお祓い

 

 

車のお祓い

 
車を買った際にお祓いを受ける方も多いと思います。交通安全祈願とか厄除けということを真剣に考えて定期的にお祓いを受ける方もいるでしょうし、気休め程度の気持ちで受けられる方もおられると思います。

 
車は厳密に言えば前回で触れた物品の祓いに含まれます。しかしながら、他の物品と違って車やバイク、自転車等は車輪がついていてあちこち動き回ります。当然ながら誰かが運転しているから動くのですが、この「動く」ということが問題になります。

 

動くと霊的に低い気をくっつける

 
コレクション用に購入した車は動くことはまれかもしれませんが、日常用であれば頻度に差はあっても、あちこち動き回ることになります。観光のために山や海へ行ったり、買い物のためにショッピングセンターに行ったり、目的地はないけれどもただ単にドライブしたりして、とにかくいろいろな場所を訪れることになります。

 
この時、霊的に質の低い幽気がある場所を通りがかったり、あるいは訪れたりしますと車にその気が付着してしまうことがあります。なぜなら、車を運転しているのは人間ですので、人間がいる場所には間気が落ちていても不思議ではないからです。

 
以前にもふれましたように、間気という気は両面テープのように片側に物質をくっつけ、もう片側に幽質をくっつけます。仮に運転している人の間気が運転席辺りにたくさん落ちていますと、空間にある幽気という幽質の気をくっつけてしまことになります。

 
また、幽気はどこにでもあるのですが、場所によって質の高低があります。なぜなのかは知りませんが、非常に質の低い幽気が溜まっている場所というのがあるらしく、そういう場所に行ってしまいますと車に汚い幽気がたくさん付着してしまうことになります。

 

中古車は特に注意

 
同じ車でも新車と中古車では霊的なリスクが異なります。当然ながら中古車のほうがリスクが高まります。新車の場合は現代では多くの部分が機械で作られていますし、人が介する部分は少なくなっています。したがいまして、新車の場合はあまり心配する必要はないのですが、中古車の場合は前の所有者が存在します。その人の霊的な状態が良くなければその人の間気がたくさん落ちたままになっています。

 
中古車であっても最低限のクリーニングをして販売されているでしょうから、表面的には綺麗かもしれませんが、霊的な汚れは洗車しても落ちませんのでそこのあたりは注意した方がいいと思います。

 
新車と違って中古車の場合は、以前の所有者が霊的にどのような状態の人でどこを走ってきたのかが問題になります。しかし、そんなことは分かりませんので水波霊魂学での車の祓いは新車の場合と中古車の場合で作法を分けています。中古車の場合はより念入りに行なう必要があるためです。

 

 

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霊的に質の低い気を付けてはいけない理由

 
物品に霊的に質の低い気が付着したからといって、それが事故や故障の原因になるわけではありません。これらの気を付着させることによって仮に事故が起こった場合は、それは霊魂の仕業です。

 
もちろん、事故や故障の原因がすべて霊魂の仕業であるわけがないのは明らかです。整備不良であれば故障するのは当たり前ですし、飲酒運転すれば事故を起こすのも当たり前です。

 
しかし、事故の原因の中には霊的なものがあります。霊的な障害があって間気がたくさん外部に漏れている人が同じ車を長年運転していたために間気が車に付着してしまい、その間気に質の低い幽気がくっついてしまったことで、不道徳な霊魂がそれを見つけて標的にされてしまいますと、事故が起こってしまうことがあります。

 
この類の霊魂が具体的にどうやって事故を起こすように仕向けるのかはここでは触れませんが、霊魂の世界にも「その道のプロ」がいますので、そういう存在に目を着けられるととても厄介なことになります。

 

 

気休めのお祓いに効果はない

 
冒頭で気休めのためにお祓いに行く人がいると書きましたが、仮に神社なりお寺で行なうお祓いに力があったとしても、それを受ける側がいい加減な気持ちですと効果が出ません。

 
これも何回か触れていますが、水波霊魂学でもお祓いを例にしますと、お祓いをするのは人間ではなく霊魂です。それも人から見れば非常に高貴な霊魂(指導霊)です。お祓いを行なっている人は霊術を行なう霊魂に合図をしたりお祓いをする対象を霊魂に教えているだけで、質の高い幽気をおろして質の低い幽気を除去したり、それを処分するのは霊魂の役割です。

 
したがいまして、金を払っているのだから気持ちなんてどうでもいいとか、そもそも信仰心がない人に対しては、力がおりないのです。

 
それは霊魂がいじわるをしているのではなく、高貴な霊魂は人間の自由意思を尊重しますので、人が望まないことをわざわざ行なうようなお節介をしないということです。

 
これではお互いにお金と時間の無駄となってしまいます。ですので、水波霊魂学でのお祓いや霊術は霊術を受ける人を選びます。いい加減な人や信仰心のない人は対象外となります。