マインドフルネス瞑想に大切なのは 座り方 ではなく姿勢です
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マインドフルネス瞑想は 座り方 に拘る必要はない
瞑想をする方の中には、座り方に拘りのある方がいらっしゃるようです。
昔の日本であれば、畳に座っていましたので瞑想する時も正座や胡坐が基本となりますし、インド系の瞑想であれば蓮華座(両方の足をそれぞれ反対の大腿にのせる)や半蓮華座(片足だけ反対側の大腿にのせる)にする方もおられます。
いずれにしましても、古くから伝わっている瞑想は床に座ることが基本です。
それでは、マインドフルネス瞑想を行なう場合、座り方をどうすればいいのでしょうか?
ヨーガであればチャクラとかプラーナを気にする必要があるのかもしれませんが、マインドフルネスの売りは「宗教とは関係ない」ということですので、座り方に拘る必要はありません。
床に座る瞑想は、大なり小なり足が痛く鳴ったり痺れたりして、瞑想に集中できないことは本末転倒です。
したがいまして、楽に行なうには椅子に座るのが最善でしょう。
大切なのは「姿勢」です
現代のマインドフルネス瞑想においては、座り方に拘る必要はなくイスなどを使ってリラックスした方が良いのですが、ひとつ忘れてはいけない大切なことがあります。
それは座った時の姿勢です。
背筋を伸ばすこと、さらに言えば頭と背中が一直線になるようにすることと、背もたれにもたれかからないということには注意してください。
あと、両手の位置ですが、繰り返しますがマインドフルネス瞑想は「宗教と関係がない」が売りですので、印を組んでも何の意味もありません。
ですから、両手は腿または膝に添えればいいのですが、肩に力が入らないようにリラックスできる姿勢になればよいでしょう。
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