守護霊(10)~著書「指導霊」より6

指導霊

 

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補助的な霊魂とは?

 

正枝さんは死後、随分と上の世界に入ることができ、霊魂の先生にいろいろ学ぶことができました。

 

それでも、正枝さんが『先生』と思っている霊魂は、水波霊魂学で言う守護霊や指導霊クラスの霊魂ではありません。つまり、正枝さんのレベルと守護霊・指導霊のレベルの間に位置する霊魂ということになります。

 

守護霊・指導霊のレベルの間に位置する霊魂のことを水波霊魂学では「補助的な霊魂」あるいは単に「補助霊」と呼んでします。彼らは守護霊や指導霊が直接関与できない人たちに直接的にコンタクトしてさまざまな支援を行ないます。

 

守護霊や指導霊では見えなくなってしまった人間も、このレベルの霊魂であればまだ見ることが可能なのですが、人間の霊的な状態がさらに悪くなってしまいますと、補助的な霊魂の視界からすら消えてしまうことになります。

 

現代において補助的な霊魂は、守護霊・指導霊と人間のあいだを繋ぐ役割を担っていますので、人間のとっては非常に大切な存在なのです。

 

 

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霊的世界で進歩するための資質とは?

 

生前の正枝さんは特定の宗教信者ではありませんでしたが、素朴な信仰心がありました。

 

その人格は死後も引き継がれ、霊魂の先生の言うことを素直に聞き、そして学んでいきました。

 

しかし、さまざまな場所に行き、そこに暮らす霊魂の話を聞いたり、地上の世界の霊的な実情を知るうちに正枝さんは己の無力を痛感することとなります。

 

そしてその解決策として、自分の霊的な力を何とか上げたいと願う正枝さんに、霊魂の先生はもう一度地上の世界に行き、守護霊や指導霊の活動を見学するように指示しました。

 

ここでも、正枝さんは先生の指示を黙って聞き、そして従いました。

 

これが彼女の個性なのでした。

 

霊的世界で進歩していくのにいちばん大切なものを正枝さんは個性としてすでに持ち合わせていたのです。

 

正枝さんが最初に見学したのは、中学生の女の子を担当している守護霊と指導霊の活動でした。

 

(続く)

 


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