他人からの念に耐えられるようにしましょう

アーム

念が及ぼす悪影響は幽体だけではなく肉体にも及ぶ

念は、肉体と重なっている幽体から出るということは以前の記事で書きました。

肉体が何かしらの思い、特に怒りや憎悪といった感情を強く抱いたときに、念というものが幽体から飛んでいきますが、念は物質ではありませんので肉眼では見えませんし、科学的測定をしても発見できません。

念は、肉体に直接的に悪影響を及ぼすことはまずありませんが、肉体と重なっている幽体に命中しますと、幽体が損傷することがありますし、それによって幽体が不調になればいずれ肉体にも悪影響が出ます。

幽体が不調になってそれが肉体に悪影響を及ぼすのは、人によっては数十年くらいかかりますので、医学的に名前がつく病だったとしても、分からないだけで本当は霊的な要因が悪影響を与えたという例は存在します。

 

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念にも強弱がある

 

ただ、念といっても誰もが等しい強さというわけではなく、強い弱いがあります。人に個性があるように強い念を出す人というのは存在するそうで、これは老若男女を問いません。子供であってもビックリするくらいの念を出す場合もあります。
といいましても、大抵の場合、一人ひとりの出す念はそんなに強くありません。しかも人の出す念は命中精度が低いので、至近距離でないと相手に当たりません。

相手がよほど激しい心情を抱いていて、その念を至近距離で浴びてしまいますと悲惨なことになってしまいますが、それ以外にも念が相手の幽体を損傷させうるレベルにするための条件が揃いますと同様のことが起こってしまいます。

 

 

まず、不道徳な霊魂が関与するとマズイことになります。人間が出す念は弱くても、霊魂がお手伝いしますと命中率が上がりますし、念も強くなってしまう可能性があります。

また、こういう手伝いをする霊魂は、その霊的な性質が低いので念を放つ側の『念の性質』も低くなります。それが幽体に命中することによって当てられた側の幽体はいわゆる霊的障害になってしまうわけです。

そして、もう一つは集団で同じような種類の念を発するということです。

江戸時代の日本を例にしますと、ある場所に数万人の人が集まって一斉に念を出すという場面は反乱とか一揆くらいしかありませんでした。

しかし、現代ではスタジアムという施設があって、そこに数万人の人が集まって同じ種類の念を一斉に出すことが日常となりました。

スポーツの試合やアイドルグループの総選挙などでは相手が失敗すれば「ざまあみろ」的な念が一斉に出たり、応援する側が負けても「何やってんだ馬鹿野郎」的な念が一斉に飛び交います。

この時放たれる念の種類は、戦場で飛び交う念よりもタチが悪いようで、そういう多数の念が飛び交う場所には必ずと言っていいほど、不道徳な霊魂が集まってきます。

 

特定人物に対する念で本人が至近距離にいれば命中することがありますので、スポーツ選手もアイドルの方も、そこのあたりは十分気を付けないといけないのですが、念というのはピストルの弾みたいにまっすぐ飛んでいくとは限らないようで、充分狙ったつもりでもなぜか本人には当たらずにたまたま横にいた無関係な人に当たることもあります。

 

他人からの念 に耐えられるように幽体を鍛える

今の時代は、昔では考えられなかったような強い念が日常的に飛び交っています。

幽体の損傷はいずれ肉体にも悪影響を及ぼしますので、なるべくなら念を受けないようにするのがベストなのですが、無人島にでもいない限り、念を完全に避けることは無理です。

ということは、少々の念を受けてもビクともしないように幽体を強化するしかありません。

一般人とプロレスラーでは耐えれるパンチの強さが違うのと同じです。肉体を鍛えれば少々殴られてもビクともしないように、幽体を強化することで少々の念が飛んできても跳ね返すことができるようになることが大切です。

肉体を鍛えるには筋トレをして食事に気を付けることが必要なように、幽体を鍛えるにも必要なことがあります。

幽体は食事や運動では強化できません。幽体を強化する方法は質の高い気を吸収することです。水波霊魂学ではこの気のことを幽気と呼んでいます。現代は質の高い幽気を自然に吸収することはほとんど不可能です。したがいまして、自分で質の高い気を下ろしてそれを吸収するという行為が必要となります。

水波霊魂学では、これらの霊的な技法を学ぶことができます。作法は直伝となりますので書いていませんが、下記の書籍を参照していただければ概要は理解できると思います。