お祓い や霊術を受ける時に必要な知識とは?

お祓い

 

水波霊魂学には現在、霊的な技術(霊術)と霊的な祓いの2つの体系があって、資格のある人が講習を受ければこれらを施術することができます。

 

水波霊魂学を宣布している契山館の会員であれば、神伝禊法や神伝鎮魂法といった霊的なトレーニングを日々実践していれば、特に自分自身に対する霊術や祓いはあまり必要がないのですが、会員でない方や幼児や病人など霊的なトレーニングができない方に対しては、霊術や祓いといった霊的な技法の出番となります。

今回の記事では、水波霊魂学で行なう霊術や祓いにあたっての基本的な事柄や約束事について書きたいと思います。

 

 

幽気と間気

 

水波霊魂学では、地上を生きるすべての人は肉体と幽体が重なっていると主張しています。肉体については説明するまでもないので省略しますが、幽体については少しばかり説明が必要です。

 
幽体という霊的な身体は、私たちがあの世と呼んでいる世界で使用する身体です。私たちは最初にこの世があって、肉体の死を経てあの世へ行くと考えている方がほとんどだと思いますが、実際は順番が逆なのです。

 
つまり、この世にいる男女の生殖行為によって受精卵が生まれた時に、あの世にいる幽体の一部が受精卵に引き寄せられるように重なります。そして、地上の世界に生まれて肉体が成長するのに合わせて幽体も肉体と同じ形に変化していきます。そして、肉体の死を迎えた時に肉体から分離した幽体があの世へ行きます。

 
私たちはこの世で生活している間、肉体と幽体は重なっているわけですが、なぜ重なっていることができるのかといいますと、それは水波霊魂学で間気(かんき)と呼ばれる気が肉体と幽体をくっつける接着剤のような働きをするからです。

 

間気の役割

間気という気は幽体が生産しているのですが、肉体は常に新陳代謝していて細胞が入れ替わっていますので、肉体と幽体がきちんと接着できるように間気も補充され続けています。

ところが、何らかの原因で幽体が不調になったりしますと間気の生産能力が低下することがあります。そうなりますと、肉体と幽体の接着が弱くなって場合によっては肉体と幽体がズレてしまうことがあります。

例えばそれが足で起こった場合、ちょっとした事で転びやすくなったりします。また、この状態が長期間続けば肉体にも悪影響を及ぼすようで、間気が少ない肉体の部位が病気になったりすることもあります。

肉体と幽体の接着が完全に無くなってしまえば死んでしまいますし、前述しましたように間気の不足は病気や怪我の原因になることもありますので、幽体が間気を生産できるような状態を保つことが大切です。

 

幽気の役割

間気のほかに幽体に影響を及ぼす気に幽気(ゆうき)があります。これは、簡単に言えば肉体でいうところの血液にようなものです。血液は肉体の隅々に栄養分を運ぶ役割がありますが、肉体と同様に幽体にも栄養が必要です。

 
肉体への栄養補給のためには食物が必要ですが、幽体は物質ではありませんので食物では栄養補給が出来ません。幽体の栄養となるのは幽気という気で、これは大気中に存在しています。もちろん物質ではありませんので目には見えません。

 
幽体は大気中の幽気を吸収して栄養分としていますので、幽気も幽体にとっては大切な気となります。

 
他の記事にも何回か書いていますように、地上の世界の霊的な環境はずいぶんと悪化しています。ということは大気中にある幽気の質が悪くなっているということです。幽体は質の悪い幽気を吸収せざるを得ない状況になっているのですが、そうなりますと幽体の活力が低下してしまいます。そしてこれが幽体の意識にも悪影響を及ぼします。

 
肉体の脳と幽体の脳は重なっていますが、肉体の意識活動と幽体の意識活動は別々ですので、幽体の意識活動に支障をきたしますと、幽体が意識の奥に持っている苦悩の心理がこの世での日常のちょっとしたきっかけで蘇りやすくなります。

 
幽体の心理が荒れた状態になりますと、徐々に肉体の心理にも悪い影響を与えるようになります。分かりやすく表現しますと、「だめだ、やってはいけない」と感じている表面の心と、心の奥から湧いてくる激しい感情との戦いになります。これは理性が勝っている場合は何とかなるかもしれませんが理性が負けてしまいますと悲劇が起こるかもしれません。

 

 

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幽気と間気を良好にする

 
質の高い幽気を吸収して、幽体が間気を順調に生産できるように保つことは、幽体の健全化といった観点だけではなく、肉体の健康にも役に立ちますし、霊的な事柄が原因で不幸になることを防ぐことにもつながります。

 
霊的なトレーニングが出来ない人にとって、霊術は幽体が質の高い幽気を吸収することによって不調な状態から脱したり、損傷を修復するといった目的で行なわれます。そして霊的な祓いは幽体に付着してしまった質の低い幽気を掃除する目的で行なうというのが基本となります。

 
ただ、私たちは地上の世界という環境の中で生活していますので、幽体にお祓いをしてもすぐに霊的なゴミが付着してしまいます。したがいまして、霊的なゴミが幽体に付着する原因になっているものに対してもお祓いを行います。

 
例えば、自宅、クルマ、物品、ペットといったものが代表的なものになりますが、他人に所有権があるものを除いて、これらのものに対して霊的な祓いを定期的に行なうことによって霊的なゴミの元を取り除きます。

 

 

霊術や お祓い を受ける際の約束事

 
霊術や祓いを行なうのは人間ですが、実際に力を行使するのは霊魂です。人間に霊的な対処を独力で行なう能力などありません。人間が行なっているのはあくまで霊魂に対して、対象者がどこに居るのか分かるようにするとか、どの部分に力を下ろしてもらうのかを指し示しているだけです。

 
霊魂は物質の目を持っていませんし、霊術をしてもらう人はたいていの場合、霊的に不調を抱えた状態ですので、霊術を施す高級な霊魂からはその姿が見えにくいか、あるいはまったく見えないことすらあります。

 
したがいまして、霊術を行なう側の人が、対象者がいる場所を霊魂に示す必要があるわけです。更に言いますと、できるだけじっとしてもらわないといけません。

 
そして、一番重要なことがあります。それは、霊術や祓いを受ける人が真剣であることです。

 
霊術や祓いに対して力を行使する霊魂は、何の対価を得るわけではありません。いわば完全にボランティアです。また、高級な霊魂は人間の自由意思を尊重します。

 
いい加減な気持ちで座っていたり、霊術や祓いに対して懐疑的になっていますと、霊術を行なっている人間にはバレないかもしれませんが、霊魂には分かります。

 
そんな人には力を下ろすことはありませんので、霊術や祓いを行なう側の人はきちんと作法通り行ったとしても、実際は何の効果もなかったということになります。

 
霊術や祓いといった霊的な技法は目には見えませんし、薬のように効き目が実感できるといったものでもありません。ですから、受ける側の真剣さが重要になります。目先の利益のみを求める人や実感できないからといって文句ばかり言う人には、これらの霊的な技法は無意味であり無価値なものでしかありません。