【水波霊魂学】幽体の心理を理解しないと悲劇が起こる(3)
無意識に支配されない状況を作るために
本当はこのイライラや不安の元がはっきり分かれば対策のしようもあります。
しかし、ふつうは分かりませんので、こういう時は表面の意識がしっかりして、心の奥にどんな過去があろうとも確実に自身を理解できていれば、それに振り回されることはないといえます。
仮に相手に危害を与えかねない心理があったとしても、あらかじめ自分というものをきちんと把握できてさえいれば、そういう状況でも必ずストップがかかります。
もしも、「私はカーッとなると何かしでかしていつも後悔するタイプだな」と思われる方は、日常生活においてなるべく物事を判断する時は即決せずに一呼吸置くとよいと思います。
相手に対して何か言い返すとか行動する前に、深呼吸のひとつでもすれば、いったん表面の意識が落ち着きますので、無意識の奥の心理に振り回されずに済むかもしれません。
ただし、それはあくまで対症療法的ですので、根本から改善しようとすれば、水波霊魂学が提唱する神伝禊法を実践するのが本当は一番良いのですが、もちろん強制することではありません。
さらに言えば、人の霊的状況は個別に霊的調査をして対策を立てる必要があります。
今回の例は意識の奥にある幽体の心理を扱いましたが、意識の奥にはもう一つ、生まれてから経験したことで今は忘れてしまっている心理もあります。
今の自分がどの心理に影響を受けているのかは人によって違いますので、やはり知りたければ霊的な調査を行うしかないのですが、契山館では現在非会員の方を対象とした霊的調査は行なっていませんので、誠に残念ながら、大多数の方は自分の正体を知らないまま死んでいくしかありません。
いずれにしましても、霊的世界の話は「一般論」がほぼ通用しない世界です。
しかし、霊的世界のことを学ぶ必要性を感じていない方の場合は、仕方がありませんので、何か起こりそうな予感がするたびにこまめに表面の意識の調整で何とか乗りきっていただくしかありません。