【水波霊魂学】幽体の心理を理解しないと悲劇が起こる(2)

泣く子

 

 カーッとするということは無意識に支配されること

 

前回の続きです。

 

彼女は無事出産しました。

 

しかし、この頃になりますと過去の心理が表面意識に強く作用していました。恐らく子どもというものを表面の意識が意識したことがキッカケだったのかもしれませんが本当のところは誰にもわかりません。

 

さて、子供は泣くことが仕事です。

 

自分の意思表示のためには泣くしかありません。

 

しかし、母親の心の中にはあの過去の心理がどんどん溢れてきていました。

 

ただ黙っていて欲しかった・・・。

 

ただ静かにしていてもらいたかった・・・。

 

泣き叫ぶ子どもをみて、カーッとなって気が付いた時には子どもはぐったりしていました・・・。

 

 

これはもちろん作り話ですし、子どもの首を絞める母親がみんな過去世の心理に支配されているわけでもありません。

 

前回にも書きましたが、これは分かりやすいようにかなり単純にしています。

 

ただ、ここで大事なのは、カーっときて我がわからなくなると、無意識が強く出てしまいますので、力加減ができないということです。

 

仮に過去世の心理に子どもに対する複雑な心理を抱えている場合は、自分が結婚というものを意識する年齢に差し掛かりますと、この心理に影響を受けることがあります。

 

この時湧きあがる激しい心情は、肉体の脳を使用していません。あくまで心の奥からの心理であり、表面の意識に影響を与えたとしても、「なんかイライラする」とか「不安だ」とか至極あいまいになっているのです。

 

それは考えてみれば当たり前のことです。

 

自分が子どもの首を絞める心理が表面意識で意識できるくらいなら、悲劇が起こる前に対処しているはずだからです。

 

(続く)