書籍「人の死後はそれぞれ 」のご紹介

人の死後はそれぞれ

 

『 人の死後はそれぞれ と言いながら・・・ 』

 

今回ご紹介する書籍は2019年12月に初版が発行された、『 人の死後はそれぞれ – 霊魂に聞いた死の実際 』です。現在は電子書籍(Kindle)、紙媒体どちらでも購入が可能です。

漠然とでも死後の世界があると思っておられる方の多くは、自分が死んだら先に他界した家族が迎えに来てくれると考えているようです。ただ、人は誰一人まったく同じ人生を歩むことはありませんし、死に関しても病気や事故などそれぞれ異なる状況で迎えることとなります。

今回出版されたこの書籍は、16のケースを挙げて死んだ後に何が起こったかが物語風に書かれています。これを読み物としてさっと読めば、「ふーん、そんなものか」で終わってしまうかもしれません。また、前述しましたように病気で死んだ方が死後にまったく同じ経験をするわけではありませんので、これを典型的なケースだと考えてしまいますと大きな間違いを犯すことになると思います。

ここで触れられている16のケースはまだましな方だと思って読んだほうがいいかもしれません。

この世の霊的環境は悪化の一途を辿っています。普通に生きて普通に死んだら、どちらかといえば下の世界に入る時代です。いきなり地獄の底みたいな世界に入る方はいないかもしれませんが、上の世界の霊魂に迎えに来てもらえる確率はどんどん下がっています。

私がいちばん印象に残っているのは一番最初のケースと15番目のケースです。内容は本書をお読みいただくとして、このケースは多くの方が陥りやすいことが示されていると思います。もちろん他のケースもそれぞれに意味がありますので、ある人の経験談としてだけではなく、なぜこんな状況になったのか、生きているうちに何をすれば良かったのかに思いを馳せながらお読みいただくことをお勧めいたします。

 

 

スポンサーリンク

目次とまえがき

 

スマホでの閲覧では「なか見!検索」機能が使えませんので、今回も念のため、目次と「はじめに」の部分を引用して紹介いたします。

 

目次

 

はじめに
1 交通事故で死んだAさんの場合
2 病室で死んだB子さんの場合
3 自分の葬儀を見たCさんの場合
4 自殺したD子さんの場合
5 水子の霊魂
6 熱心な仏教徒のEさんの場合
7 戦争で死んだ兵士Fさんの場合
8 小学生で死んだG子さんの場合
9 人を殺したHさんの場合
10 学校で人気者だったI子さんの場合
11 新婚で死んだJさんの場合
12 認知症で死んだKさんの場合
13 心の綺麗なL子さんの場合
14 新興宗教の信者Mさんの場合
15 太陽を見たNさんの場合
16 上の世界に行きたいOさんの場合
まとめ

 

はじめに

人は死んだらどうなるのでしょうか。

世間ではいろいろな事が言われています。死後、四十九日間はこの世にいるとか、葬式に死者が見に来るとか、交通事故で死ぬと、その場所に自縛するとか。
ですが、それは本当なのでしょうか。

それを知るには、自分が死んで確かめるのが一番なのですが、それでは戻って来られません。
臨死体験をした人達の話がありますが、それも実は、完全には死んでいませんから、本当に行く世界を見たとは限りません。
読者が行く世界とは別かもしれません。

霊魂は、本当に行く世界とは違うと言っています。

真実を知るには、実際に死んだ人に聞くしかありません。
私は霊媒ですので、霊魂の言いたい事を講演したり、文章にしたりしています。

本書では、実際の死について霊魂に聞いてみました。

引用元:水波一郎著 「人の死後はそれぞれ – 霊魂に聞いた死の実際」 はじめに

 

 

臨死体験について述べられていますが、霊魂からの通信によれば臨死体験者が見てきたもの、例えばお花畑が代表例ですが、それは肉体の脳が機能を一時的にも失い、肉体と重なっている幽体と言われる霊的身体の脳に機能を移行している途中に現れる夢のような世界であって、本当の死後の世界ではないらしいのです。本書にもその描写はありますので、興味のある方はその部分も注意してお読みいただければと思います。