『 自分の目線 』を他人に押し付けてはいけない

自分の目線

 

 

科学で証明できない事柄の扱いは自分で決めるしかない

 
私は「霊魂は存在する」とかねてから主張していますが、かといって霊魂を否定する人を批判したり排除するという気持ちは微塵もありません。

そもそも、霊魂や死後の世界が存在するか否かを、科学で解明することは不可能です。なぜなら科学は物質以外のものを測定する術を持たないからです。
したがいまして、科学で証明できない事柄については、私たち一人一人が『ある』のか『ない』のか『分からない』のかといった選択をして、その基準によって生きていくしかありません。

 
『ない』と思うのでしたら、この世のことだけを考えて生きていけばいいですし、『ある』と思うのでしたら、死んだ後のことも考えてこの世を生きていけばいいのです。『分からない』人は関心がある方は自分で調べるなり何なりされればいいわけです。

 

 

スポンサーリンク

価値観という『 自分の目線 』は自分だけのもの

 
大切なのは、何事も私たち一人一人が主体的に選択をして人生を送ることです。

 
ところが、人間は自分を中心にして価値判断や善悪を決めつけてしまいます。

 
自分と違う考えを持つ人の個性を尊重するということが苦手なのは、人間の性質として仕方がない面もありますが、困ったことに、何としても自分の考えが正しいのだと他人に認めて欲しいという気持ちが強すぎて、根拠もなく相手を攻撃している人をたまに見ます。

 

 
わたしはわたし、あなたはあなた。

 

 
お互いの生き方や価値観を認めることができれば、この世での争いは今より確実に少なくなるでしょう。