墓参り にまつわる霊的な危険性について

墓参り

 

 

お墓は霊的に危険場所になりつつある

 
お盆のこの時期、墓地にはたくさんの人が訪れます。
目的はご先祖様の冥福を祈るということでしょう。
もちろん、先祖を供養したいという気持ちは素晴らしいのですが、最近は墓地の霊的な状況も悪化していますので、無防備で訪れるにはかなり危ない場所になりつつあります。特にお盆の時期は人がたくさんやって来るということを霊魂は知っていますのでなおさらです。霊的にイタズラしたいとか人を不幸にしたいと思っている不道徳な霊魂は対象者を物色するために墓地で観察することになります。

もちろん、墓参りをした全員に悪いことが起こるのではありませんが、運が悪ければ霊的な災難が降りかかるかもしれません。

 

 

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墓参り の霊的な危険性

 
さて、お墓に参ったときは、たいていの場合は掃除をしてから線香やお花、供物をそなえて手を合わせます。
このときボーっとしている人は恐らくいないと思います。何かしら思いを発します。
こういう思いは幽体から「念」というかたちで外に出ます。

 
「念」は物質ではありませんので人間には分かりませんが、幽体の存在である霊魂には分かります。もしもそこに、いわゆる不道徳な霊魂がたまたま居て、人が発した思いの内容に興味を抱いた場合、困ったことが起こることがあります。

 
例えば、神社でもお寺でも自宅の仏壇でもお墓でもいいのですが、祈りの内容を声に出して言わなければならない場面を想像してみてください。祈っている人の横にいてその内容を聞こえたとしたら、「自分勝手なことを祈ってるな」とか「かわいそうに、何とか力になってあげたいな」とかさまざまなことを感じると思います。

 
私たちは他人の心の中が分かりませんので心の中で祈られてもその内容を知ることができませんが、声に出してもらえれば理解できますし、その内容に共感したり反感を持ったりできるわけです。

 
これを霊的なことに置き換えますと、先ほど述べましたように祈りの思いは「念」となって外に出ます。その時にたまたまでも霊魂が横にいればその内容が分かってしまうわけです。祈りの内容に共感するか反感を抱くか、それともまったく無関心なのかは霊魂次第です。

 
祈っている人に興味を抱けば、そのまま家まで付いて来られたりするかもしれません。もしも霊魂が「この人を何とかしてあげたい」と思ったのでしたら何とかなるように活動するかもしれませんし、反感を抱かれたのなら「こいつに世の中の厳しさを味合わせてやろう」とばかりに不幸に落とすための活動をするかもしれません。

 
人間はただご先祖様の供養とか、何かを報告するためにお墓に行っているだけですので、この類の霊魂にお節介をされることは迷惑以外の何物でもないのですが、地上をうろついている霊魂はとにかく暇で仕方がないので何かしら興味があることを見つけたいわけです。

 
ただ、このように霊魂に目を付けられる基準というものは各々の霊魂によって違いますが、人間の側に共通することがあります。それは人間の幽体が不調になっていたり、障害が出ている時に起こるということです。

 
いずれにしましても、不道徳な霊魂に関与されますと、幽体がどんどん不調になったり、肉体に異常が出たり、日常生活でも変な事が続くようになったりします。こうなることを避けるためには霊的技法を実践するか、それが難しい方はお祓いや霊術を受けて幽体の状態を良くするのと、念が付着しやすい宗教的な物品(仏壇、神棚、お墓など)についてもお祓いをしておくことが大切です。

 

現代は霊魂の存在を信じている人が少なく、信じていても「まさか自分には起こらない」思考の方が多いと思いますので、不道徳な霊魂にとっては非常に仕事をやりやすい環境だと言えます。

なぜなら今の不幸の原因が霊魂の仕業と考える人がいないのですから、イタズラする霊魂にとっては天国なのです。

 

 

探し回るよりも待ち伏せした方が楽

 
不道徳な霊魂から見て、墓地は2つの意味で価値がある場所です。

 
ひとつは、人の念(思い)を容易に受け取ることができるということ、あとひとつは、ここで発せられる思いはその人にとってはかなり深い思いであることが多く、重いネタのほうがイタズラし甲斐があるということです。

 
不道徳な霊魂も1年中お墓にいるわけではなくターゲット探しに余念はないのですが、やみくもに探し回るよりも同じような思いを持つ人がやって来るのを待っているほうが楽に決まっています。

 
したがいまして、お墓に人がたくさん集まるこの時期は、そういった類いの霊魂もたくさん集まっているかもしれません。

 
頻繁にお墓参りに出かける方は、霊的な危険を避けるためにも、常日頃からご自身の幽体に隙を作らないようにしておく必要がありますし、できればお祓いなどを欠かさないようにしたいものです。